人間関係


上司に好かれるのは、口より先に行動する部下である

口先ばかりの人間は信頼されません。口ではえらそうなことを言っても、行動が伴わないと、馬鹿にされるだけです。

仕事を円滑に行うには、上司に気に入られることも重要なファクターですが、口先だけで腰の重い人間は決して上司に好かれません。上司に認めてもらう一番の方法は、やはり、行動で見せることです。

できる部下はかわいがられる

たとえば「会社のトイレが汚い」と愚痴るOLがいます。しかし彼女は文句ばかりで実際に何も行動しません。トイレが汚いなら自分で掃除をすればいいのです。それをしないで、ぼやいてばかりでは、好意の持ちようがありません。こんなOLはたいてい周りの評判もよくありません。

誰も見ていないと思うような状況でも、実は見られている場合が多いのです。オフィスにゴミが落ちていたら、見て見ぬふりをしないで、さっと拾って掃除してみましょう。その行動を見ていた誰かが、他の誰かに話してくれます。あなたのいいうわさは、いろいろな人に伝わり、上司の耳にも届くでしょう。あなたに対する上司の評価は当然上がります。

行動は、言葉以上に真実を伝えます。いくら口先で「部長、どんな仕事も僕に任せてください!」と言ったところで、何も言われなくても、雑務をきちんとこなす部下には勝ち目がありません。

ある心理学者が複数の部下と上司のコンビを半年にわたって調査した実験があります。上司に好かれるのはどんな部下かを調査したのです。

その結果、上司が好意を抱き、高く評価したのは、何も言わなくても、お茶を入れてくれたり、掃除や片付けをしてくれる部下でした。行動することで、上司にあなた自身の偽りのない好意を示すことができます。部下の好意を感じた上司は、自然と部下へも好意が芽生えるのです。上司といい関係を築くには、行動して結果を見せるのが一番です。

自分が魅力的な人間なら、周りの人にも恵まれる

あなたは人に恵まれていますか?自分の周りにはたいした人間はいないと嘆きたくなるなら、要注意です。魅力的な人間は、魅力的な人間の周りに集まります。もしあなたが人間関係に恵まれていないと感じるなら、あなた自身が魅力的ではないのです。

魅力的な人間に人は寄ってくる

あなただって、どうせ人と付き合うなら、面白味のない人間より、なにか惹かれるものを持った人のほうがいいはず。他の人だって考え方は同じです。人に恵まれた、いい人生を送りたいなら、常に自分自身の魅力を磨くことを心がけると良いでしょう。あなたに魅せられて、素敵な人たちが集まってきます。

手っ取り早く魅力的な人間になるには、人に親切にすることです。親切にされた相手は、あなたに好意を持ちます。あなたのいいうわさは広がっていき、人脈もどんどん広がります。

心理学でも、人は無意識に、自分と同じような人間を付き合う相手として選択することが証明されています。つまり、せっかちな人はせっかちと付き合うし、のんびり屋さんはのんびり屋さんの友達が多いということ。消極的な人間は消極的な人間に心を許し、愚痴っぽい人は、愚痴っぽい人とつるむのです。100組の婚約済みのカップルを対象に、パートナーの性格を調べたところ、「自分自身が好きではない」と感じている人の72%は、パートナーも「自分自身が好きではない」と感じていた、という実験結果もあります。

やどかりが自分の体にあわせて貝殻を選ぶように、あなたがどんな人かによって、あなたを取りまく人々がどんな人間か決まってくるのです。

「素敵な異性が寄ってこない」と嘆くなら、あなた自身に性的魅力が足りないのです。「ろくな部下がいない」とため息をついている上司は、自分自身の魅力を高める努力をするのが、解決の近道です。

人の出会いは、運不運もありますが、せっかく魅力的な人間に出会っても、あなたが魅力的でなければ、通り過ぎるだけです。あなたが変われば周りの人々も変わります。人に恵まれるかどうかは、あなた自身の努力で大きく変えることができます。少しでも自分の魅力を高める意識を常に持つと良いでしょう。

怒りっぽい人との話し合いは、食事をしながらするとうまくいく

誰でもお腹がすいていると怒りっぽくなります。ですから、普段から怒りっぽい人と話し合いをするときは、空腹は絶対避けるべきです。

たとえば、お昼休み前に大事な打ち合わせをします。多くの人は「そろそろお昼だな」と思うと、意識が「お昼休みのご飯」に侵されます。とくにおなかが減っている人は、打ち合わせはとりあえず終わらせて、空腹を満たしたいと考えます。

食欲が満たされると幸せを感じる

おなかが減っていると、あらゆることがめんどくさくなりがちです。空腹が満たされない状況が続くと、イライラするのです。もともと怒りっぽい人であればなおさら、苛立ちやすくなります。怒りっぽい人との話し合いは、相手が空腹感を感じないよう、食事をしながらするのが得策です。

心理学にランチョンテクニックという言葉もあります。話し合いや交渉は、飲食をしながらするといいというものです。食事自体が楽しい行為のため、目の前の人にも好意を持ちやすく、いい結果が出やすいのです。
食事をしながら話し合いをすることが、一番確実ですが、いつでもそんな状況をつくれるわけではないでしょう。そんな場合は、自分だけでも空腹を感じない状態で話し合いに臨むべきです。あなた自身がイライラしないことで、ものごとを冷静な判断して、話し合えます。

朝、大事な話し合いがあるなら朝食は必ず摂る。午後、人と会う約束があるなら、一緒に食事をするか、お昼をしっかり摂ってから待ち合わせるなどの意識を持つと良いでしょう。
あなたが空腹で、相手の話もうわの空なら心証がよくないですから。

 空腹が原因で起こるイライラやソワソワした態度はなかなか上手に隠せません。せっかちな人は余計せっかちになり、怒りっぽい人はいつにも増して殺気立つのが普通の反応です。

食事を取ると心にゆとりが出てきます。せっかちな人も怒りっぽい人も大らかになるものです。元気にも、やる気があるようにも見えます。大事な話し合いほど、互いのお腹のすき具合を意識すると、うまくいくでしょう。

21 / 21« 先頭...10...1718192021