甘い物好きには、怒りっぽい性格が多い

怒りっぽい性格の原因のひとつに、甘い物好きが考えられます。甘いものを控えれば、怒りっぽい性格を改善できる可能性があるのです。

甘い誘惑と短気な性格

ある心理学者が「甘党ほど人間関係がうまくいかない」と発表しました。彼女は主に結婚生活で生じる問題を心理学的側面から研究しています。長年の臨床実験で次のような結論を述べています。

「甘みは夫婦関係を破壊する物質です。結婚生活がうまくいかなくなる原因の50%以上は、糖分の摂りすぎだと考えます。けんかが絶えない夫婦をたくさん診てきましたが、4組いたら3組は、夫婦ともに甘い物好きです。」

夫婦を対象にした実験結果ですが、一通りの人間に当てはまるでしょう。つまり、甘いものばかり食べている人ほど、短気で怒りっぽい性格の可能性が高いのです。

甘い物好きが怒りっぽい理由は、こうです。緊張状態や不満を感じると、血中に分泌されるアドレナリンの量が多くなります。アドレナリンは、血中の糖分をエネルギーとして消費してしまうので、糖分を補うため、甘いものが欲しくなるのです。だから怒りっぽい人ほど、甘いものを多く摂りたがるのです。

怒りっぽいといいことは何もありません。相手の些細な言動にイライラいします。悪いところばかり目に付き、いいところなど見ようとしません。笑顔もなくなるし、冷たい態度をとってしまいます。だから、怒りっぽいと人間関係は上手くいかないのです。

むちゃくしゃしたり、落ち込んだときにチョコレートやケーキを食べると確かに落ち着きます。しかし気持ちが落ち着くのは食べたときくらいで、性格的には何も変わりません。もしあなたが、怒りっぽい性格で、それを改善したいなら、イライラして糖分が欲しくなっても我慢することです。アドレナリンのエネルギーである糖分が足りなくなれば、怒りはだんだんおさまります。怒りっぽい性格を少しずつ変えていけるでしょう。