人は無意識に拒否する。一回目の「NO」は信じてはいけない。

たとえば交渉ごとでお客に「いらない」と言われて、すぐに引き下がってはいけません。

人は無意識に拒否する。一回目の「NO」は信じてはいけない。
なぜならお客の言う「NO」は無意識のもので本心でない場合も多いからです。そんな相手には二度三度と交渉することで「YES」を引き出せるチャンスが存分にあるのです。

人はいつでもハッキリとした理由を認識して行動してるわけではありません。無意識に取っている行動も多いのです。

該当のキャッチセールスに声をかけられたら、それがどんな内容か確認もせずに「結構です」と断る人も多いでしょう。これも無意識の反応だといえます。心理学の実験でも、すでに会話が盛り上がっているグループに別の誰かが「仲間に入れて」と声をかけると、考えることなく「ダメ!」と答えるメンバーが散見されたという結果が出ています。

別の実験では、1000人の女子大学生に次のようなアンケートをとりました。

『男性に誘われたとき、「YES」の気持ちがあっても「NO」と言ってしまうことがありますか?』

この結果40%もの人が「NO」といった経験があると答えています。

人は頼みごとをされると無意識に拒否してしまう傾向があるようです。

人間のこうした心理を知っておけば、一度相手に「NO」と言われても、めげなくて済みます。相手は無意識に拒否しているのであって本心でないかもしれないのです。「NO」には深い意味はないので軽く受け流すだけで、落ち込む必要はありません。

本心が聞けるのは二回目以降と考えましょう。「今時間がないから!」と断られたら「じゃあ1分だけ」と明るく話せば相手は「うん」というかもしれません。本音を引き出したいなら、ある程度の押しが必要なのです。