長く話せば信頼感は増し、いい人間関係が築ける

いい人間関係を築きたいなら、一言二言の短い会話で終わらせてはいけません。会話する時間が長ければ長いほど、信頼感は増し、いい人間関係が築けます。相手に信頼してもらうには、自分を知ってもらう必要があります。手っ取り早く自分を知ってもらうには、会話することです。互いに交わした想いの量が多いほど、人間の結びつきは深まっていきます。

おしゃべりで素敵な人間関係を築こう

交わす言葉の量と信頼感の関係は心理学でも証明されています。ある心理学者が、世界中の大学生に呼びかけて行った次のような実験があります。「世の中の役に立つ新しいアイデアを考え合おう」という名目でネット上で見知らぬもの同士にメッセージの交換をさせました。そして4週間後、メンバーたちがどれだけ親密になったかを調べたのです。すると、交換したメッセージの量と、親密さはきれいに比例しました。

「わかったよ」「そうだね」のような短いメッセージのやりとりが多い者同士は互いに信頼せず、「僕がこう思うのは、そういった訳なんだ。君はどう思う?」「ありがとう。君には本当に感謝してるよ」と比較的長いメッセージを送るもの同士は信頼を寄せ合っていたのです。

この心理実験からもわかるとおり、長く話して、交換するメッセージの量が多いほど人から信頼を得られます。好きな異性の前でクールを気取るより、たくさん声をかけたほうが確実に相手の心を開けるのです。

消極的な人より積極的な人のほうが、早く人と仲良くなれるし、知り合いも増えやすいものです。言葉を交わすことは、心を見せることでもあるから、話が長いほど、相手の警戒心もとけやすいのです。

自分のことを話さないのに、人が心を開くことはありません。相手が何を考えてるかわからなければ、信頼することなど不可能な話です。会社や学校でいつも挨拶だけしか交わさない人もいるでしょう。そんな人に、一言、世間話を付け加えるだけでも信頼感はアップします。あなたを信頼してくれる人は、いざというときあなたを助けてくれる人です。どんな人ともいい人間関係を築いたほうが得です。