できる上司は、部下を尊敬する

誰だって尊敬されると気持ち良いものです。「お客様は神様」という言葉がありますが、接客業に限らず、どんな人間関係も、へりくだればうまくいくのです。私の知り合いの教育心理学者も、子供といい関係を築くコツとして「月に一度、子供を王様やお姫様のように尊敬して接してください」とアドバイスをしています。上司と部下の関係も同じです。

一目置かれる上司になる心理学

上司は部下を管理する立場です。つい上から目線でいろいろ接してしまいがちですが、できる上司は、部下を尊敬し、それを伝えます。目上の人から尊敬されると、とても気持ちいいものです。部下を尊敬できる上司は慕われます。

「たまには飲みに連れて行ってやるか」という考えはダメです。部下を下に見ています。本心で、上司と飲みたいなどと思っている部下はほとんどいません。”連れて行ってやる”といった考えは部下に確実に嫌われます。

上手に誘うなら「君たちと一度飲んでみたいんだ、いいかな?」くらいでちょうど良いでしょう。仕事が終わったあとのプライベートな時間を割いてもらうわけですから、このくらい遠慮した話し方でないと、部下を尊敬したことにはなりません。

仕事をうまくこなすための作戦として、部下を尊敬して慕われるのです。あえてやってることなので、自分のプライドが傷つくこともありません。自信を持って下手に出ていいのです。部下を尊敬できる器の大きさが、逆に部下から尊敬されたりもします。

お金儲けの秘訣は腰を低くして、人と接することです。そして上手に人を動かすことで、得をします。人間関係も同じです。どんな相手も尊敬し、へりくだることで自分の希望が通りやすくなります。できる上司を目指すなら、部下を尊敬し、気持ちよくしてあげましょう。その結果、社内の人間関係も円滑になり、部下から尊敬される上司になれます。