正直者は損をする。うそをついて人気者になろう。

小さいころに「うそはついてはいけません」と教育を受けた人がほとんどでしょう。表向きはそうなのですが、大人になると正直者は損をします。現実社会では、上手に嘘をつける人が人気者になり、仕事でも成功します。

傷つけるうそは謹んで

99%の人は、日常会話の中で真実を知りたいなどと思っていません。だからなんでもかんでも正直に話すことは、相手の期待を裏切ることになります。

正直に話をするとろくな結果を生まないことが多いのです。たとえば次の会話です。

相手 「この服似合ってるかな?」
あなた「う~ん、微妙かな~」

相手 「今日は招待してくれてありがとう、また今度遊びに来るね。」
あなた「頻繁にこられるとちょっと迷惑かな・・・」

ご想像通り、このあとの2人の関係はギクシャクです。嫌われたいなら本音はどんどん言ってかまいませんが、たいていの人はよりよい人間関係を築きたいはずです。それなら、ちょっとだけうそをつきましょう。

相手 「この服似合ってるかな?」
あなた「うん、すごくかわいいよ~」

相手 「今日は招待してくれてありがとう、また今度遊びに来るね。」
あなた「ぜひ、また来てね。」

このように、ちょっとのうそで人間関係が壊れなくなります。うそは相手を喜ばせるためには、使っても差し支えないのです。

実際のところ、仕事以外の会話には、相手の本音を求めている質問などあまりありません。なんとなくした質問ですから、深い意味などないのです。正直に答えて、人間関係が気まずくなるようなら、うそを言ったほうがお互いのためになります。

心理学の実験でも、小さなうそをつける人ほど、仲間やチームの中で人気者になれるという結果が出ています。目的のないおしゃべりでは、うそは相手を喜ばす強力な武器になるのです。

上手にうそをつく能力を身につけましょう。本音しか言えないと、社会生活はうまくいきません。すでにあなたの周りにはうそが氾濫しています。「あそこのランチおいしかったね」と同意を求められたら、「普通の味」であっても「おいしかった」と言いましょう。もしかしたら、相手も「普通の味」と思ってるかもしれません。それでも「おいしい」と言ってるのは、あなたと楽しいおしゃべりがしたいからなのです。