わざとけんかを吹っかけると早く仲良くなれる

仲良くなるには本音の会話が必要です。職場での会話は、事務的で本音を必要としない場合も多くあります。しかし本音が伴わない、うわべだけの会話では心許せる間柄にはなれません。互いの感情を相手に伝えることで、人は仲良くなれます。

わざとけんかを吹っかけると早く仲良くなれるけんかも互いの感情を相手にぶつける行為です。けんかをすれば、心の距離は一気に縮まります。だから、わざとけんかを吹っかけるのも早く仲良くなる手段のひとつです。相手の怒りをわざと買い、感情を引き出せれば、立ち回り方しだいで、一気に親密になれます。

わざとけんかを吹っかけるなら、事前にけんかのシミュレーションをしておきましょう。、頭の中で何度かイメージするのです。相手とけんかになったとき自分がどう行動するかを決めておかないと、あなた自身も感情的になり、収拾のつかない大喧嘩に発展する恐れがあります。そうならないために、相手の行動パターンを何通りかイメージし、相手がこうきたら、自分はこうすると決めておきます。

たとえば、
部下に残業を頼むときっと愚痴るだろう。「今日も残業ですか。たまには早く帰りたいですよ。」などと言ったら、強い口調で「だったら定時まで終わるようにテキパキ仕事しろ!」と言ってみよう。するとあいつは「仕事量が多いなど」の言い訳を持ち出すだろうから「じゃあどうすればいいか」と話し合う場をもつ約束をしよう。

こんな感じのシミュレーションを頭の中で数回繰り返し、けんかの始め方と終わらせ方を決めておけば、上手に感情をぶつけ合えます。

「人間関係で生じるあらゆる恐怖は、事前にシミュレーションすれば必ず克服できる」とアメリカの心理学者が述べています。この心理学者が行った実験は次のとおりです。

人間関係で苦手な部分を持つ人たちに、2ヶ月間、頭の中でシミュレーションをしてもらいました。ある人は、目を見て会話するのが怖い、またある人は、意見を述べて否定されるのが怖いといった感じです。こんな人たちにけんかのシミュレーションを続けてもらうと、2ヵ月後には見事それぞれの恐怖を克服できたのです。

人間関係の悩みの根本はすべて「相手にどう思われるか」が心配といったものです。しかし、どう思われるか心配ではけんかはできません。けんかのイメージを繰り返せば、恐怖など消えてしまうのです。

けんかを上手に利用すれば、あなたの人間関係は必ずに良くなります。気をつけるべきことは、感情的なふりをしても、本当に感情的になってはいけないということです。そのために、頭の中のシミュレーションして、上手にけんかを吹っかけてみましょう。