自分自身が嫌いな人は、けなされるのが嬉しい

世の中には変わった人がいます。たいていの人はほめられると嬉しいし、けなされると悔しくて頭にきます。しかし中には通常のほめ方では喜んでくれない人がいるのです。

自分自身が嫌いな人は、けなされるのが嬉しい

そんな人はほめると「何もわかってない」と機嫌が悪くなります。逆にけなすと「こいつ、俺のことをわかってくれる」と喜んでくれます。

 こういったタイプの人間には共通点があります。それは自分自身が嫌いなのです。自分をダメ人間と評価するようなタイプの人は、けなされて喜びます。

ある心理学者が「自分が好きな人」と「自分が嫌いな人」に対して、ほめられた場合と、けなされた場合で、相手をどう思うかの実験をしました。

普通に考えるなら、ほめてくれる人を好意的に想い、けなす人に不快感を示すでしょう。しかし実際は「自分自身が嫌いな人」の80%はけなす人に好意を抱きました。ほめてくれた人にも75%の人は好意を示したので、ほめること自体がダメではなかったのですが、けなしたほうが効果的だという結論になったのです。

このことからもわかるとおり、自分自身が嫌いな人は「バカだなぁ」「ダメだなぁ」と軽く否定したほうが喜んでくれるのです。「自分自身が嫌いな人」は普段からネガティブ発言が多いので、周りにそういう人いれば、けなすのもいいかもしれません。
ただし一般的には、けなせば相手の怒りを買います。相手を喜ばせたいなら、ほめるのが正攻法であることを忘れていけません。けなして喜ぶのは「自分自身が嫌いな人」限定で、たいていの人は今までどおりほめて機嫌をとりましょう。

また自分自身が嫌いな人に対しても「死ねばいいのに」「くず」など酷い言い方では嫌われます。けんかの原因になるので、その点のさじ加減にも注意が必要でしょう。