怒りを鎮めたいなら、直接会って顔を見せる

あなたに何か不手際があって誰かの怒りを買ってしまった場合、どうすれば上手に怒りを鎮められるでしょうか?

怒りを鎮めたいなら、直接会って顔を見せる

もちろん謝るのですが、その謝りかたです。結論から先に言うと、相手の怒りが大きいほど、直接会って謝ってください。

怒りに関する心理学実験があります。交差点で車が信号待ちをしています。そしてその車は青になっても止まったままです。すると進まない車に対し、後ろの車はイライラします。あえて車を進ませないでいると、後ろの車はどういう反応をするかという実験です。

当然後ろの車はクラクションを鳴らすのですが、このとき、前の車の運転手が窓から顔を出していた場合と出していない場合でどちらが早く鳴らされるかを調べました。すると、「出していない」場合のほうが明らかに早く、たくさん鳴らされたのです。

この実験でわかることは「相手の姿が見えると怒りにくい」ということです。相手の姿が見えるということは、自分の姿も見られる可能性があるということです。人は面と向かって怒ることが苦手なのです。

2ちゃんねるのような掲示板も互いの姿が見えないからこそ、誹謗中傷があふれています。実名公開が基本のフェイスブックでは、ありえません。

そうなると、友達との約束をキャンセルしてしまった、仕事で取引先に迷惑をかけたなどで相手の怒りを買った場合、できるだけ早く直接あって謝罪するのがいい方法となります。電話やメールで誤るのはとりあえずの方法と考えて、あなた自身が出向いて謝まりましょう。そのほうが誠意も伝わり、相手も怒りを鎮めてくれるでしょう。

ちなみにケータイメールの絵文字には気持ちをよりはっきりと伝える効果があります。仕事場では使えないでしょうが、友達や恋人にとりあえずの謝罪をするときは、空気を読んで絵文字を使うのも効果的です。絵文字の文章は真剣さを欠くというデータもあるのでケースバイケースですが。