遅刻をなくしたければ待ち合わせ時間は分刻みにする

あなたの周りにも時間をきっちり守る人と、いつも遅れてくる人がいると思います。

遅刻をなくしたければ待ち合わせ時間は分刻みにする

私の周りいる遅刻癖がある人は、「絶対3時に待ち合わせね!」といっても大抵5~10分遅れてきます。こんな人の遅刻をなくしたいなら、待ち合わせ時間に意味をもたすのがいい手段です。

アメリカで行われた心理学実験があります。実験者が外で見ず知らずの人に声をかけます。「お金をください」と頼むのです。そんなことを言われて、実際お金をくれる人はおよそ20%でした。

そこで頼み方を少し変えます。「13セント(約13円)ください」と具体的な金額を提示しました。するとおよそ半数の人がOKしてくれたのです。具体的に中途半端な数字を指定すると、声をかけられた人は「この数字にはきっと意味があるに違いない」と勝手に解釈をします。その結果「正当な理由があるのなら」と了承してくれた人が増えたと考えられます。

遅刻しがちな人に対しても同じ方法で待ち合わせするといいでしょう。「絶対3時に待ち合わせね!」と強く言っても遅れるなら、待ち合わせ時間に理由を持たせましょう。具体的な理由を告げなくても「待ち合わせは2時45分ね!」と分刻みで時間を指定すれば、相手は勝手に「何か意味がある」と思います。そして時間を守ってくれる可能性が高くなります。

また中途半端な数字は記憶に残りやすいという効果もあります。「3時」より「2時45分」の方が待ち合わせ時間を覚えてもらいやすいのです。実際に観光地を巡るバスツア
ーでは、「14時半集合」を「14時28分集合」にすることで、利用者の遅刻を減らしています。

ダイエット商品の通販でも「14日間で8.9キロ痩せた!」などのキャッチフレーズを目にすることがありますが、これも数字を記憶に残しやすくするための販売サイドの戦略です。