視界に入る場所に凶器が置かれていると怒りが倍増する

人は感情的になると何をしでかすか分かりません。普段温厚な人間でもキレてしまえば、理性は失われ自分を見失うのです。

視界に入る場所に凶器が置かれていると怒りが倍増する
もしキレた人間が凶器を持っていたら、それを使って攻撃してくるかもしれません。普段から凶器を持ち歩く人はそんなにいないと思いますが、手の届くところに凶器になりえるものがあれば同じことです。

たとえばテーブルの上に陶器の灰皿、空のビール瓶などがあれば、逆上した人間はそれを手に襲い掛かってくる可能性もあります。水の入ったコップがあれば水をひっかけられるかもしれないし、コップを投げつけてくるかもしれません。

離婚マニュアルなるものを見ると、夫婦で離婚の話をする場合は、凶器になるものが視界に入らないように、部屋をきっちり掃除してから話し合うように指導されています。感情的になった配偶者が包丁やゴルフクラブで襲い掛かってくることを未然に防ぐためです。

心理学でも「人は視界に入る場所に凶器が置かれていると怒りが倍増する」ことが知られています。人は凶器になりそうなものを見ると「これで痛めつけてやろう」という思いが生まれるのです。凶器のある部屋とない部屋では、凶器のある部屋のほうが感情的になりやすく怒りが増幅しやすくなります。

恋人との別れ話や仕事のミスの報告、クレーム対応をするときは、場所を選んだほうがいいでしょう。最悪の事態を避けるため、スッキリと何もない部屋で真摯な態度で挑みましょう。