話すスピードを押さえると魅力的に感じられ信頼感が増す

言葉に重みを持たせるなら、早口で流暢に話してはいけません。

話すスピードを押さえると魅力的に感じられ信頼感が増す
立て板に水のような話し方では、一つ一つの言葉がどうしても軽くなってしまいます。

セールスや勧誘の電話を受けたとき、そのセールストークが早口でよどみの無いものだったらどう感じるでしょうか?「はじめまして、本日は○○さんにとってもお得な情報をお伝えしたくお電話差し上げました。実は・・・」とペラペラまくし立てられたら「見事だ」と感じるかもしれません。しかし一方で「怪しい」「ペースに巻き込まれないぞ」「早く電話を切りたい」と警戒心を抱くのではないでしょうか?

本当にうまいセールスマンは、早口では話しません。スピードを押さえゆっくりと話して、言葉の一つ一つに重みを与えるのです。そしてできるだけ低い声で、ハッキリと発音します。そうすることで相手からの信頼を得ます。

心理学の実験でも、ゆっくり話す人は早口の人よりも「魅力的」と評価されやすいことが確認されています。早口な人は「軽薄そう」なマイナスイメージが少なからず付いてしまうのです。

また別の心理学実験で、講義の話すスピードを変えることで受講者が受ける印象はどう変わるかを調べました。するとスピードを押さえて話したとき(1分に100語)のほうが、普通(1分間に150語)や早く(1分間に200語)話したときより、そのテーマを重要だと感じさせることができました。

人は感情的になっても早口になります。私たちは「冷静な人」は話し方も落ち着いてるというイメージを持っているのです。

早口で話すことが全面的に悪いとは思いませんが、信頼感を得たいならスピードを押さえたほうが得です。それだけで落ち着いた人に見られて、それに魅力を感じる人が大勢います。