話し上手は擬音語、擬声語、擬態語を使って相手を乗せる

話が面白い人の共通点には、擬音語、擬声語、擬態語を話の大事なポイントでうまく使うことが上げられます。

話し上手は擬音語、擬声語、擬態語を使って相手を乗せる

日常会話に擬音語や擬声語、擬態語を取り入れると、聞き手の受けるイメージはガラリと変わります。「今日は雨が降ってますね」という何の変哲もない会話も擬音語を取り入れると「今日は雨がザーザー降ってますね」という表現に変更できます。すると聞き手の頭の中には、激しく降り続く雨の映像が思い浮かんでくるので、感情を動かすことができるです。心に響くから話が面白く感じられます。

「今月はたくさん契約を取ります」と上司に宣言するなら、擬態語を使って「今月はガンガン契約を取ります」といったほうが熱意が伝わります。「赤ちゃんが泣いている」ではなく「赤ちゃんがギャーギャーと泣いている」と表現したほうが、けたたましい雰囲気が伝わります。「今度のデート楽しみにしてる」と言うより「今度のデートが待ち遠しくてワクワクしてる」としたほうがどれだけ待ち望んでいるかを相手に伝えることができます。

話し上手は擬音語、擬声語、擬態語を使って自分の想いをわかりやすく伝えて、相手の気持ちを上手に乗せるのです。自分の気持ちを伝えた分、相手の気持ちもたくさん動かすことができます。

「ブーン」という擬音を聞くと私たちは車が走るイメージを思い浮かべます。「ジュージュー」といえば鉄板で肉が焼ける映像が浮かんでくるでしょう。みんなが持っている共通のイメージは聞けばすぐに頭の中に浮かんできます。話し上手はこの条件反射を利用して、相手の頭の中にイメージを沸き起こし、話を面白く伝えているのです。

擬音語、擬声語、擬態語のない会話はときに無味乾燥で相手を退屈させてしまいます。退屈な印象の結婚式のスピーチや会社の朝礼でのスピーチも意識して「音」と取り入れることでずいぶん違う印象になるはずです。