面白くなくても、笑えば楽しい雰囲気は作れる

明るく陽気な人は魅力的です。一緒にいるとこちらまで幸せな気分になれます。自信を感じるし、仕事もできそうです。このことを実験で証明した心理学者がいます。うつ病の人のグループとそうでない人のグループを討論させました。その討論を第三者が見た場合、うつ病のグループに対する印象は、感じが悪く、説得力がなかったと評価されました。逆に、うつ病でないグループに人でも、明るく元気な人ほど、説得力を感じ好感が持てたと結論付けています。

笑えば魅力はアップする

陰気な性格で暗いタイプの人間は、損をします。もしあなたが暗いタイプの人間なら、次の改善策を試みるだけで、周りの評価をかなり変えることができます。

ひとつは声のボリュームを上げること。明るい感じを出すには、普段の声より少し大きめのボリュームにするといいでしょう。うるさ過ぎるのはNGですが、気持ち大きめを意識すると、声にハリも出て、元気な人の印象を与えることできます。楽しい雰囲気に変えるもっとも単純な方法です。

もうひとつは、笑うことです。笑いは感染します。あなたが笑うと、周りの人も楽しい気分になります。たとえ面白くなくても声を出して「あははは」と笑うだけで、楽しい雰囲気ができあがります。

テレビのお笑い番組などで、「笑い声の効果音」を聞いたことはないでしょうか?視聴者に笑って欲しい場面で、実際は誰も笑ってないのにおばちゃんの笑い声が入る。すると、テレビを見ている私たちもつい笑ってしまう。この手法は実に効果的で、心理学者による実験データもあります。

40人の老若男女にヘッドホンで、特に面白くないショートストーリーをいくつか聞かせます。そのショートストーリーの半分には笑い声の効果音をいれ、もう半分は効果音なしです。すると効果音があった話では、なかった話より2倍以上の人が笑ったのです。さらに、面白さとは無縁の部分でも、笑い声を入れることでつられて笑ってしまう人が続出しました。

人を楽しませるには、笑うことはきわめて有効な手段です。仮に陽気に明るく振舞うことが苦手でも、笑って話せば、楽しい雰囲気が作れるのです。