人に好かれたければ、断言せず曖昧さを残して話す

断言口調の話し方は好かれません。一方的に決めつけたような発言は相手を怒らせる可能性が高いのです。「100%間違いありません」「絶対そうです」と言い切るのではなく、「おそらくそうでしょう」と曖昧さを残した話し方のほうが、多くの人が好感をもてます。

人に好かれる話し方

アメリカの心理学者による研究チームが「断言した話し方をすると、その人の魅力は大幅に減少する」と実験によって証明しています。

研究によると、被験者に「患者がカウンセラーに相談しているビデオ」を見せました。このビデオは2種類あり、1つは「○○に違いない」「○○以外考えられない」と断言したビデオ。もう一方は「こういったことも考えられませんか?」「そうだと思います」と柔らかい口調で、曖昧さを残した話し方でした。

80人の被験者のグループを2つ作り(計160人)、それぞれのグループに別々のビデオを見せました。そしてビデオのカウンセラーが好きかを尋ねたところ、断言したカウンセラーに比べ、曖昧さを残して話したカウンセラーが好きという声が圧倒的に高かったのです。また「このカウンセラーの相談したいか?」との質問にも、断言したほうは「相談したくない」との答えが多く、曖昧さを残したビデオでは「相談してみたい」と答えが多くありました。

この実験からもわかるように、断言した話し方は人を不快にさせるようです。人は他人の意見や主張を押し付けられると、反発したくなるのです。人間関係に摩擦を起こしたくないなら、どんなに自信があることでも「こう考えますが、どうでしょう?」くらいの曖昧さを残すのが、うまいやり方といえるでしょう。