相談の必要がなくてもあえて相談すると味方にできる

たとえば会議で自分の意見や企画を通すとき、反対しそうな人を味方につけることができればうまくいきます。承認権を持っている上司が受け入れてくれるか自信のないときは、あらかじめ味方につける下準備が必要です。

会議で意見を通す方法

味方につける一番簡単で効果的な方法は、その件に関して相談することです。「こんな企画ですが、部長の意見を聞かせて下さい」「こう提案しようと思うのですが、どうでしょうか?」と前もって相談すれば、会議本番で上司から反対される可能性は格段に低くなります。だから、相談の必要がなくてもあえて相談することをおすすめします。

相談されると相手はうれしいものです。「頼られてる」と感じると快感なのです。相談して上司から意見をもらったら、「参考になります」「なるほど」などとうなずき、メモをとると真剣さが伝わります。上司も相談にのってやってよかったと満足できます。

相談はある程度余裕をもってしましょう。直前に相談すると、真剣さが伝わりません。直前過ぎると「相談なんかしなくても、どうせ気持ちは固まってるんだな」と怪しまれます。怪しまれたら味方にしにくくなるので、相談はなるべく早いほうがいいのです。

たとえ上司からピントはずれの助言を受けても、理解しがたい意見を出されても、感謝の気持ちを忘れてはいけません。時間を割いて考えてくれたことへの感謝です。相談を終えるときは「また相談にのってもらってもいいでしょうか?」と有意義であったことを伝え、「あなたの意見を信頼している」ことをアピールできれば完璧です。

相談する必要のないことを、あえて相談することは面倒くさく感じるかもしれません。しかし、できるビジネスマンほど相手の心理を巧みに操り、自分の味方を増やしています。大事な場面で自分意見をスムーズに通すには、欠かせない心理術です。