「たとえば~」と仮の質問をすれば本音を聞きだせる

相手の本音がわからないときや質問してもうまくごまかされるときは「たとえば~」と仮の質問をすれば、本音を聞きだせる場合があります。

「たとえば~」と仮の質問をすれば本音を聞きだせる

たとえばビジネスで取引先と値段交渉をする場合、相手がいくらまで値段を下げる余地があるのか、素直に聞いても当然教えてくれないでしょう。そんなときは、仮の話を持ち出して本音を探ってみましょう。


・「たとえば~」と使って本音を聞きだした会話例です
「50ダース買うと1つあたりの金額はいくらになりますか?」

「200円です。」

「では、200ダースだといくらですか?」

「ひとつあたり180円になります。」

「じゃあたとえばですが、1000ダースまとめて注文したらいくらになりますか?」

「それだけ注文いただけたら、ひとつあたり155円にさせていただきます。」

この会話でわかることは、商品ひとつの値段を155円まで下げても、相手に利益があるということです。これがわかれば、交渉しやすくなります。

仮の質問は相手を油断させます。あくまで「仮」なので、相手も軽い気持ちで答えてしまいがちです。しかしそこで出た答えこそ本音なのです。仮の質問は交渉を有利にします。

簡単に攻略できそうもない相手にこそ仮の質問は効果を上げます。正攻法で攻めるのが難しい場合にこそ、相手が口をすべらせてしまうように、仮の質問をうまく使ってみてください。相手の本音がわかれば、どう交渉するのがベストかわかってくるはずです。