議論を避けて説得したいならひたすら同じことを繰り返し話す

人を説得するのは何かと骨の折れる行為です。しかし仕事をする上で必要ならば、避けて通れません。そこで誰でも簡単に使える説得テクニックを紹介します。

議論を避けて説得したいならひたすら同じことを繰り返し話す

相手が何を言ってもあなたの意思を繰り返し伝えてください。議論をしてはいけません。相手がどんなに理屈の応酬を望んでいようと、ただひたすら同じことを繰り返すだけでいいのです。

・実際には次のような感じになります。(BがAを説得する)
A 「どうして申し込みできないんですか?」

B 「申し訳ございません。昨日が締め切りなんです。」

A 「一日くらいまだ間に合うでしょう。」

B 「申し訳ございません。本日はもう申し込みできません。」

A 「何とかしてよ!」

B 「申し訳ございませんが、できかねます。」

A 「もういいよ!」

議論を避け、同じことを繰り返し話せば、大抵相手はうんざりしてあきらめます。相手が挑発してきても、感情的にはならずひたすらに繰り返します。繰り返しのメッセージは回数が多くなるほど、説得力が高まっていくのです。相手は「そういうものなんだ」と納得せざるをえなくなります。

カナダの心理学者らによると、情報の一部が欠けている広告を読むと、人は欠けている情報を勝手に補ってくれるそうです。読み手が勝手に考えて解釈してくれるので、完全な情報よりも説得力が高まる場合があると発表しています。人を説得するのに、理屈は必ずしも必要ないということです。

議論するととても疲れるし、わだかまりも生まれます。しかし、同じことを繰り返し話すだけなら、議論を避けて説得できます。理屈の応酬なら負けそうなときも、ゆるぎない意思を繰り返し伝えれば思い通りの結果が得られるかもしれません。