接客に自信が無いなら「研修中」の名札をつける

車を運転していると初心者マークをつけた車や「仮免許練習中」とプレートをつけた車に出くわすことがあります。

接客に自信が無いなら「研修中」の名札をつける
そういった車は案の定、運転がうまくありません。ノロノロだったり駐車に手間取ったり車線変更をためらったりと、その車の後ろを走っていればこちらのペースも乱されます。

それでも腹を立てる人はそんなにいません。少なくとも初心者マークのついていない一般の車の迷惑運転より苛立ちません。なぜなら相手が初心者だと分かっているからです。自分が免許取りたてのころを思い出してほほえましく思うことはあっても、「モタモタしてんじゃねー、バカヤロー!」とは思えないはずです。初心者マークや「仮免許練習中」プレートの心理的効果は絶大なのです。

この効果はビジネスでも応用できます。コンビニやファミレスなどで「研修中」と名札をつけた店員を見たことがあるでしょうか?文字通り店頭に出て間もない人たちなのでしょう。レジの手際が悪かったり、お客への説明がカミカミだったりしています。そんなぎこちない接客をされても私たちはあまり頭にこないはずです。「しょうがないか、研修中なら」と納得します。

接客に自信がない人は、新人でなくても「研修中」の名札をつけるといいでしょう。「研修中」とアピールできれば、お客の心は寛大になります。もしミスをしてお客の気分を損ねることになっても、余程のことでなければ怒鳴られたりしないでしょう。数をこなして自信がついたら名札をはずせばいいのです。

心理学でも「弱みを見せたほうが人のウケはいい」と証明されています。たどたどしいけど、それでも一生懸命やる姿に人は心打たれるのです。見栄を張るより正直な自分を見せたほうが世の中生きやすいようです。